2017年8月17日木曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年8月16日)


 8月16日のロンドン市場はポンドとユーロが上値の重い動きとなった。

 ポンドドルは取引序盤に1.28ドル台後半から1.28ドル台半ば近辺に下落。ただ、その後発表された7月の英失業率は2.3%と前月と変わらず。6月の英週平均賃金は前年比2.1%増と市場予想や前月を上回った。指標発表後、ポンドドルは1.28ドル台半ば近辺から1.29ドルちょうど近辺に上昇。ユーロドルはECBドラギ総裁が来週のジャクソンホール会合で新たな政策を発表しないとの関係者発言が報じられたこともあり、1.17ドル台半ばから1.17ドルちょうど近辺に下落したが、売り一巡後は1.17ドル台前半に反発した。

 その後発表された第2四半期のユーロ圏GDP(改定値)は前年比2.2%増と速報値から小幅上方修正。しかし前期比は0.6%増と市場予想や速報値と同じでユーロドルは1.17ドル台前半で反応薄。取引後半に入ると、ポンド、ユーロともに対ドルで軟調となり、ポンドドルは1.28ドル台後半に下落。ユーロドルは1.17ドルちょうど近辺に下落した。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年8月16日)

 新興国通貨はアジア通貨がやや軟調だったものの、多くは対ドルで買い優勢となった。

 IDRはBloombergによると対ドルで小幅下落。
インドネシアのジョコ大統領は議会での予算演説で資源産業への依存からの脱却を呼びかけ、経済格差是正のための地方への予算配分の引き上げを公約。2018年予算ではプライマリーバランス赤字の縮小を目標とし、5.4%成長、3.5%インフレ、財政赤字2.19%(GDP比)の見通しを示した。

 THBは対ドルで小幅上昇。
タイ中銀は市場予想通り政策金利を1.50%で据え置き。同中銀は声明で金利据え置きは全会一致であることを明らかにし、金融状況は依然として緩和的であると指摘。THB高が景気の調整につながる可能性があり、同中銀はTHBの動きを注視すると指摘した。

 BRLは対ドルで0.7%の上昇。
8月のブラジルIGP-10は前月比-0.17%と市場予想をやや上回る低下となったが、前月からは低下率が縮小。6月のブラジルIBGEサービス業売上高は前年比3.0%減と市場予想ほど減少しなかったが、前月から減少率が拡大した。

 COPは対ドルで0.2%の上昇。
7月のコロンビア消費者信頼感は-9.5と市場予想を上回り、昨年11月以来の高水準を記録した。

 CZKは対ドルで0.7%の上昇。
7月のチェコPPI工業は前年比+1.1%と市場予想を上回ったが前月から鈍化。第2四半期の同国GDPは前年比4.5%増と市場予想を大きく上回り、2015年第4四半期以来の高い伸びに加速した。

 HUFは対ドルで0.2%の上昇。
第2四半期のハンガリーGDPは前年比3.2%増と市場予想や前期を下回った。

 PLNは対ドルで0.8%の上昇。
第2四半期のポーランドGDPは前年比3.9%増と市場予想を小幅上回った。

 ILSは対ドルで変わらず。
7月のイスラエルCPIは前年比-0.7%と市場予想を下振れ。第2四半期の同国GDPは前期比年率2.7%増と市場予想を下回り、前期も同0.6%増に下方修正された。

 ZARは対ドルで1.0%の上昇。
6月の南アフリカ小売売上高は前年比2.9%増と市場予想を上回り、昨年11月以来の高い伸びに加速した。

 RUBは対ドルで0.5%の上昇。
8月14日までの週のロシアCPIは前週比-0.1%と3週連続で低下した。

本日もよろしくお願いいたします。

2017年8月16日水曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年8月15日)



 8月15日のロンドン市場はポンドが下落。一方でユーロは底堅く推移し、ドル円は膠着感の強い動きを見せた。

 取引前半に発表された7月の英CPIは前年比+2.6%と市場予想を小幅下回り前月と同じ伸び。前月比は-0.1%と市場予想に反し小幅ながら低下となった。これを受けてポンドドルは1.29ドル台半ば近辺から1.29ドル台前半に下落。中盤は同水準で推移したが、後半に入ると下落基調が強まり、終盤は1.28ドル台後半と7月12日以来の安値まで下落した。

 一方、ユーロドルは取引前半に1.17ドル台前半から1.17ドル台半ば近辺に上昇。東京市場の後半に発表された第2四半期のドイツGDPは前年比2.1%増と市場予想を上回り、前期も同2.0%増へと上方修正。ユーロをサポートした。しかし中盤に入り米債利回りが底堅く推移すると、ユーロドルは1.17ドル台半ば近辺で伸び悩み。後半も同水準で推移し、上値の重さを印象付けた。

■ロンドン・NY市場の新興国通貨(2017年8月15日)

 新興国通貨はBRL、RUBなど一部を除き対ドルで売り優勢だった。

 IDRはBloombergによると対ドルで小幅下落。
7月のインドネシア貿易収支は2.7億ドルの赤字と市場予想に反し赤字に転落。輸入が前年比54.02%増と急増したことが響いた。

 CNYは対ドルで0.2%の下落。
7月の中国資金調達総額は1兆2200億元と市場予想を上振れ。一方、同月同国のM2は前年比9.2%増と市場予想を下回り、1996年の統計開始以来、最も低い伸びを更新した。

 PHPは対ドルで0.5%の下落。
6月のフィリピン海外労働者送金は前年比5.7%増と市場予想や前月を上回った。

 BRLは対ドルで0.5%の上昇。
6月のブラジル小売売上高は前年比3.0%増と市場予想を上回り、前月分も上方修正された。

 COPは対ドルで0.3%の下落。
第2四半期のコロンビアGDPは前年比1.3%増と小幅ながら市場予想を上回り、前期も小幅ながら上方修正。6月の同国経済活動指数は同+1.4%と市場予想を上回り、前月も上方修正された。

 PENは対ドルでほぼ変わらず。
7月のペルー失業率は7.1%と市場予想や前月を上振れ。6月のペルー経済活動指数は前年比+3.6%と市場予想を小幅上回った。

 TRYは対ドルで0.3%の下落。
5月のトルコ失業率は10.2%と市場予想通りで前月から低下。7月のトルコ財政収支は9.3億リラの黒字となった。

 RUBは対ドルで0.2%の上昇。
7月のロシア鉱工業生産は前年比+1.1%と市場予想を下回った。

ドイツ南部ミュンヘンに住む男性が、通勤時の道路の混雑が嫌になり、川を泳いで出勤しているとして話題を集めているそうです。私も真似をしたかったのですが、弊社付近に川がないので断念しました。

本日もよろしくお願いいたします。

2017年8月15日火曜日

■ロンドン・NY市場の主要国通貨(2017年8月14日)



 8月14日のロンドン市場はドルが底堅く推移した。

 ドル円は取引前半に109円台半ばから109円台後半に上昇。ロンドン市場に入り米債利回りが一段高。欧州株は反発して始まり、その後も下値の堅い動きを続け、ドル円はドル買い優勢となった。ただ中盤に入り米債利回りの上昇が止まると、ドル円は109円台後半で伸び悩み。後半は109円台後半で上値がやや重くなった。

 ユーロドルは取引前半に1.18ドル台前半から1.18ドルちょうど近辺に下落。中盤に発表された6月のユーロ圏鉱工業生産は前年比+2.6%と市場予想を下回ったが、ユーロドルは1.18ドルちょうど近辺で反応薄だった。後半に入ってもユーロドルは1.18ドルちょうど近辺で下値の堅い動き。米債利回りの上昇一服がサポートとなった。